絵本シアターゆうちゃんと仲間たちのブログをご覧いただき、ありがとうございます♬
今回は、活動そのものへの思いについて、書かせていただこうと思います。
絵本シアターゆうちゃんと仲間たちは、活動を始めて5年ほどたちます。
自分たちのやりたい気持ちを軸に手弁当で活動を始め、
小さなお子さん連れの親子でも、お話や音楽を気軽に楽しみ、豊かな気持ちをお届けしたい。
気軽に鑑賞してもらいたいという思いから鑑賞無料、
ワークショップは材料費などを参加費としていただき、あとはカンパなど寄付を資金源として活動してきました。
出演料はほぼ無料。ご依頼を受けて上演する際は、交通費など実費とご寄付という幼稚園でとれたお野菜やお母さん方がご用意してくださったお弁当などを頂戴するなど、人のつながりの温かさやお金には代えられない気持ちの豊かさの循環を大切にしてきました。
2020年から発生した新型コロナウイルスの流行で私たちも活動の制限をせざるをえなくなりました。
人と人が集えない、人間の本質を問われるような状況の中、つながりを絶たれた小さな親子たちがどう過ごしているのか
心に引っ掛かりながら、プレーパークなかだの森であそぼうや子育てカフェモグモグにて活動を再開しました。
距離をとった客席や舞台設定など感染症対策にはマイクやアンプなど高額な備品がないと、マスク越しの声を十分お客様に届けることができません。
屋外で上演することも多いので、それに対応することのできる機能を備えたも機材を購入するとなると、自分たちの財布から出すにはかなり勇気のいる金額になってしまいました。
これまでの手弁当ではやりくりしきれないことが出てきたことをきっかけに、メンバーで相談し、今年度初めて助成金申請に挑戦することにしました。
そして、初挑戦ながらもパルシステム東京さまから助成をいただくことに!!!
10月4日には、パルシステム東京本社にて開催の2021年度パルシステム東京市民活動助成基金伝達式へ出席させていただきました。
私たちのほかに10団体が選ばれており、団体紹介の時間にみなさんの活動内容を聞かせていただきました。
みなさん、すでに社会的なセーフティネットの役割を担っている立派な団体ばかり。
みなさんの熱意に触れながら、今の社会問題を垣間見ることができました。
大きな団体のみなさんと並んで、小さな私たちのような団体にも助成していただける懐の広さに大いに感謝しながら、絵本シアターが取り組んでいる活動を社会的にみて意義のあるものと背中を押していただいたことにとてもとても勇気づけられました。
これまで手探りでも活動を重ねてきて本当に良かった。
そして、助成をきっかけに、さらにみなさんへ楽しさ豊かさをお届けできるよう引き続き活動を重ねていこう思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします!!!!