7月12日金曜日のお天気は朝から雨。
今回はアイリッシュハープを使わない作品作りをしたのと梅雨空が続いていたので「小雨決行」としましたが、
小雨かどうかも微妙なお天気となってしまいました…。
それでも、天気予報の「午前中にあがる」という言葉を信じて、午前のリハーサルのために借りることのできた
ふれあいホールの集会室へ荷物の搬入などしていると、この日なかだの森ですごしているという野外保育まめのめの保育スタッフたちから
「今日見に行くからね~楽しみにしていまーす!」
と声をかけられました。
小雨決行ということでテントを張って上演はできても、そもそもお客さまが来てくれるのかなあというのが一番の心配事項だったので、
まめのめっこたちが見てくれるなら、
これはもうやるっきゃない!
雨も上がるに違いない!
そう信じてリハーサルをしていたら、予報が外れて降り続いていた雨が、なーーんと本当にお昼前には上がりました!!
お空の神さま、本当にありがとう!!!!
さてさて、今回は2作品上演しました。
一つ目は「へんしんトンネル」
テレビで「はなかっぱ」などで知ってる方が多くいたあきやまただしさんの作品です。
二つ目は「めっきらもっきらどおんどん」
私も大好きな一冊。
夏がくると、読みたくなる作品です。
「へんしんトンネル」は、言葉遊びが楽しい。
「このトンネルをくぐるとへんしんしちゃうんです」という!ページ目の言葉通り、
「かっぱ」は「ウマ」になったり
「えりちゃん」は「りえちゃん」になったり。
声に出して繰り返し読んでいくことで、いつの間にか別のモノになってしまう楽しさを楽しめます。
作品作りでは、稽古をすすめていくうちに自然と息を合わせたくなり、私から声をかける必要もなく、
いつの間にか呼吸のタイミングがあっていきました。
特に音とのタイミングがあうと、ぐーんと世界が広がります。
音楽担当になってくれた
さほちゃん&Naoko♪
Naoko♪のサポートを受けつつ、さほちゃんがしっかりと音を奏でくれました。
そして「めっきらもっきら~」では、今回一緒に作品作りに参加してくれた
さっちゃん
ひろこちゃん
に「役」をお願いするところからスタートしました。
絵本のシンプルな言葉も、
誰が主語の文章なのかを考えるだけで、感じ方が整理されて面白さが増します。
絵本シアターの場合、「役」が主語にあたる話し言葉がセリフになりますが、
そのセリフも、どんな気持ちでその言葉を発するところに至ったのかをイメージすることがとっても大事。
そうやって作品を作っていくと、自然と絵本の世界のおもしろさを深めることにつながっていきます。
「毎日のように絵本をわが子に読んであげてるけれど、ここまでじっくり話の世界を考えたことがなかったから、
とっても新鮮で面白いね」
作品を作りながら二人からこんな話を聞くことができました。
そうそう。
絵本のおはなしの世界は、シンプルな言葉の奥に、深くて広い想像力の空間が広がっている。
その中で思い切り遊んでしまおうというのが絵本シアターの面白さの一つなんです。
誰でも持っている想像力には、他の人や自分自身をも元気にさせるエネルギーがあふれています。
私も一緒に作品を作りながら、今回のなかまたちからたくさんのエネルギーをいただきました。
そして、そういうワクワクした気持ちがお客さまにエネルギーを渡していけるはずだと思っています。
今回参加してくれた野外保育まめのめの母の
さっちゃん
さほちゃん
ひろこちゃん
本当にありがとうございました!!
このように、今年度はいろんな人たちと作品作りをすることで、そんな想像力でワクワクできるきっかけを
渡せたらいいなと思っています。
やってみたいなーと感じたら、まずは相談してみてくださいね。
コメント欄に連絡先など明記して、お知らせくださいませ
(そういった内容のコメントは非公開とさせていただきますので安心して問い合わせしてくださいね)
次回は9月20日(金曜)。
場所は今回とおなじプレーパークなかだの森であそぼう(仲田の森蚕糸公園内)
詳細は日が近づいたら改めてこちらのブログにてお伝えします。
お楽しみに!!
ではでは、みなさま、よい夏休みを!!